PCのデバイス関係は、一から揃えようと思うとどれを選んだら良いのかわからないという人が多いと思います。私自身最初は「なにがベストなんだろう……」と悩みながらカタログを漁りましたし、人におすすめを聞いたりして情報を集めていました。
ここでは自分が現在使っているマウス・キーボード・ヘッドセットを紹介しつつ、それがどんな人に合っているのか、なにが良いのかを紹介しようと思います。
それぞれの欠点についても書いておくので、これから紹介するデバイスを買おうと思っている人も参考にしてみてください。
目次
マウス:RIVAL300
Rival 300は両サイドのグリップが特徴的なゲーミングマウスですね。サイズはやや大きめで、手のひらが大きい人でも使いやすいというのが一般的な評価でしょうか。
形状は細長く、マウスの握り方としては自分がそうなのですが、かぶせ持ちの人向けといった印象です。(指から手のひらまですべてマウスと密着させる持ち方)
自分が持っているデバイスの中では一番リピート率の高いデバイスで、いま使っているのは3台目になります。こいつの何が良いのかって言うと、やはり最初に特徴として挙げた両サイドのグリップですね。このグリップのおかげで不意な振り向きでも素早く対応できます。
ただこのマウスには問題点がいくつかあって、まずリリースからしばらく経った製品なので若干品薄傾向があるんですよね……。古参ユーザーに愛されている名機なので買いだめしている人もいそうですし、実際自分も以前はストックを買っていました。(現在使っているのがストックしてたほう)
Amazonではまだ販売していますが、今後は徐々に値上がりしていくと思われます。その場合は後継機のRival310への乗り換えも検討しなければいけないでしょう。
それと、最大の長所であるグリップには耐久性の問題があります。しっとりとした良いグリップなのですが、年単位で使い倒しているとラバーが徐々に削れていって最終的にはラバーが剥げきりプラスチック部品にまで指が届いてしまうという。
自分の場合はグリップが剥げるまでの1年半から2年くらいをこのマウスの寿命と考えて割り切って使っていますが、あまり買い換える余裕がないという人はロジクール製のGシリーズがオススメです。
耐久性重視ならGシリーズ
こちらはマウスのラバーが硬めで、かつ耐久性が高いというレビューが多いです。あ、レビューを参考にしたのは自分が実際にこの製品を触ったことがないからです(笑)
触ったことがあるのは同じGシリーズで、Rival以前に使っていたG500とG500sです。G500は断線故障が頻繁にあったのですが、G500sになってからは断線がなくなり耐久性という面では非常に良かったと思います。ちなみにG500のトラブル時に交換対応してもらってから自分はロジクール信者になったところがありますね。
マウスに関しては以上です。クオリティの面ではRivalシリーズが良いと思いますが、耐久性で見るとGシリーズでもいいかなといった感じです。かぶせ持ちじゃなくて、掴み持ちをしている人だったりするとまた違うマウスのほうが合うかもしれません。(人差し指と中指を爪のように立てる持ち方)
キーボード:ロジクール PRO G-PKB-001
自分はゲーミングキーボードに関してはこいつが初めてです。なので買うときは秋葉原まで行って、実際に数多くのキーボードを試した上で買いました。
それまでゲーミングキーボードを買わなかった理由は、自分が以前触っていた「Warrock」というゲームで激安キーボードでないと発動できない公式公認のバグコマンドがあったためです。ほんととんでもないゲームでした。「warrock バグロ」で検索するといろいろ史料が出てくると思います。
さて、話を戻します。PKBの一番の特徴はテンキーレスであることと、キーの押しやすさですね。
テンキーレスは単純にキーボードの横幅が短くなるのでスマートになりますし、マウスパッドの位置までキーボードがはみ出す恐れがないのが利点です。
キーの押しやすさは実際に製品を触らないとわかりづらいと思いますが、キーを押す時に加速される感覚と言えば良いんですかね?指を置いているだけではキーが沈まない硬さがありつつも、押すと速やかにキーを打てています。
打鍵音はやや大きめです。ただ店舗で触った感じだとゲーミングキーボードの中ではまだ静かなほうという印象ですね(笑)
あとはキーがライトアップされていて単純にモチベーションが上がります。ライトアップは色々とパターンがあって、公式のソフトウェアを導入することで調整することができます。
そして良いところばかりでなく問題点も挙げておくと、このキーボードは裏面のラバーが剥がれやすいです。粘着テープで接着されていた細長いマッチ棒のようなラバーだったのですが、キーボード位置を微調整するときの摩擦で剥がれてしまったようです。
剥がれてもさほど影響がないので放置していますが、気になる人は気になってしまうかもしれません。まあそれ以外は概ね満足な製品なので、ゲーミングキーボードで悩んでいたらPKBに決めてもいいんじゃないかなと思います。
ちなみにこうしてブログを書いたりするのには全く向いていないかなーと思います。やはり文章を書くならパンタグラフ式のキーボードがベストです。(パンタグラフというのはキーが薄くて軽いタッチで打てるキーボードのこと。ノーパソは大体これ)
上が自分が使っているやつなんですけど、さすがにもう品薄のようですね……。仕事場で使うキーボードも気になるという人は「FILCO パンタグラフ」でチェックしてみてもいいかも。
ヘッドセット:Kraken Pro V2
上で紹介したキーボードを買いに行ったときに一緒に買ったヘッドセットです。
ヘッドセットは性能を追い求めると値段が天上知らずに上がっていくので、よっぽど音を重視するのでなければ5000~10000円くらいの幅に収まっているものを選ぶのが良いと思います。
そもそもの話、ヘッドセットの値段はコードの中の線に何の鉱物が使われているのかに左右されるんですよ。例えば安価なものは純度の低い銅線を使っていてノイズが入りやすく、ややグレードアップすると銅の純度が高まる。さらに良いものだと銀を使っていたり、メッキにレアメタルを使用しているとかなんとか……。
でもゲームに音質ってそこまで必要じゃありません。大事なのは音の方向をしっかり伝えてくれるかどうかという点だけです。その意味で考えると、ヘッドセットは安すぎず高すぎないもので十分です。
そして、このKrakenはと言うと音質に関しては普通に良いと思います。さすがに高級オーディオヘッドセットには負けますが、音が超重要なRainbowSixSiegeをやっている自分はこのヘッドセットで問題なく相手の位置を足音から割り出せています。
まあ音に関してはこの価格帯のものは横並びだと思っていて、それより大事なのは自分の耳にイヤーカップが合っているか否かでしょうか。自分は店舗でいろいろと触った結果、このKrakenがベストだと判断しました。
理由はイヤーカップが人工皮?を使ったもので肌触りが良く、底が深い構造になっていたからです。自分は耳がめちゃデカいので、それなりに大きなイヤーカップじゃないと耳が痛くなっちゃうんですよね……。そういうわけで装着感は最高に良いと思います。装着感を一番の購入基準にした自分が言うので間違いありません(笑)
そして問題点も挙げておくと、マイクの音質がやや悪めということですかね。ただフレンドからの評価としては、自分が過去使ってきたヘッドセットの中では一番マシだそうです。
ちなみにこれまで使っていたヘッドセットのマイクはどれも音が小さすぎたりしてダメだったので、ヘッドセット付属のものではない単品のマイクを使ってきました。Krakenはヘッドセット全体の中では悪くないマイクなのかもしれません。
専用マイクは上のマイクを使っていました。7年前発売のマイクですがかなりのロングセラーです。
フレンドが言うにはKrakenよりもこっちのマイクのほうが音質が良く聞こえるらしいです。まあマイクを置く台座が壊れてしまったのでさすがにもう使いませんが。
最後に
マウス・キーボード・ヘッドセットはプレー中の感覚に大きく影響しますし、そういった感覚のズレはストレスになるのでしっかりと自分自身に合ったデバイスを選んでいきたいですね。
ただ、最近は有名プレーヤーがデバイスの宣伝をしていますし、プロモデル?のデバイスもあったりします。そういうモデルを買うのもモチベーション的に良いと思うのでアリですね。(Rival300は後から知ったけどスタヌ氏の元愛用機だったらしい)