『TFT』ゼファーによる右寄せ穴熊破りの考察

ゼファーはベルト(HP)とクローク(魔法防御)を合成することで作れるアイテムです。今回はゼファーの使い方と、アサシン対策でよく見られる穴熊配置戦術について紹介・考察していきます。

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ゼファーの発生位置はコントロールできる

まずゼファーの基礎知識として、竜巻の発生位置はコントロールできることを知っておきましょう。

浮かせる位置はゼファー持ちキャラの真反対の位置となっていて、キャラをマウスドラッグするとつむじ風が発生して場所を教えてくれます。

わかりやすいように他に画像を用意すると以下のような感じになります。

とまあ、ゼファーは発生位置をコントロールできるわけですが、相手のチャンピオンが指定した位置にいない場合もありますよね。

そのときはどうなるかと言うと指定位置の近くにいるチャンピオンを浮かせます。優先度はおそらく、同じ横列にいるチャンピオン>縦列にいるチャンピオンとなっています。また、2つゼファーを装備した場合は近くにいるチャンピオンを2体浮かせます。

このゼファーの挙動を知っておくことでつまり何が出来るのかというと、ゼファーは相手のキャリー(火力担当)をピンポイントでスナイプすることができるのです。

これは特に右寄せ穴熊戦術に対して有効に機能します。

右寄せ穴熊戦術って?

右寄せ穴熊戦術はキャリーの周囲を他のチャンピオンで囲んでアサシンを寄せ付けないための配置です。

左寄せと右寄せの2パターンがありますが、左寄せは六角形のバフを活かしやすく、右寄せはキャリーが接するマスが2マスしかないためより安全です。

まあ今はソラリとジークのバフが六角形から横一直線に変わったので、右寄せにしておくのが安定ですね。

また、穴熊戦術でキャリー役を担うチャンピオンにはラピッドファイアキャノン(必中+射程2倍)を装備しておきます。そうする理由は射程が足りないとキャリーが前進してしまい穴熊配置が崩れてしまうからです。

実際に穴熊を作ると↓のようになります。

この画像ではヴァルスがキャリー役になっていますが、大体はトリスターナやオレソルがこの位置にいることが多いと思います。

穴熊使いにはゼファーが刺さる

話を戻しましょう。穴熊戦術はキャリー1体にアイテムをガン積みする一点集中戦術です。

アサシンを使っているとこの戦術のおかげでアカリやゼドが溶かされてしまうわけですが、ゼファーを使うことでこの最重要キャリーを数秒間無力化できるのです。

これは知っているか知っていないかで大きく差が出る部分なのでぜひ覚えておいてください。

他プレイヤーが脱落しきった終盤の1vs1の場面ではゼファーによる駆け引きが生まれます。相手の画面をチラチラ見ながらキャリーをズラし合う戦いはTFTにおける数少ないミクロの見せ所……かもしれない(笑)

最後に

ゼファーはそんなに強いアイテムではないですが、終盤のここぞという場面で刺さることのある面白いアイテムです。たまーに相手を浮かせてくれないバグも起きますけど、そこには目を瞑って使ってみてください。

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