『読書』ビッグコミックスペリオールのアンケを1年間送り続けた結果

自分は漫画は単行本で読む派で、これまで雑誌というものをまったく買ってこなかったのですが、今年はなんともなしにビッグコミックスペリオールを1号から24号まで1年間購読してみました。

購読のきっかけは「響」の最新話が読みてえなぁってのと、毎号抽選で200名に図書カードが当たるアンケートに興味が湧いたことの2点ですね。

↓の画像はアンケートページに載ってるやつ。



さて、もう一度言います。無名雑誌(個人の見解)で毎号200名に図書カードが当たるのです。

どうです?雑誌の値段分(定価380円)くらいは返ってきそうだと思いません?ちなみに1等の図書カード2万円分が当たればスペリオール2年分の元が取れます。

この記事ではそんな浅知恵を働かせた結果どうなったかの報告と、単純に雑誌の感想を書いていきます。

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当選金額は…1500円分図書カード

結果がこちら。

当選金額は1500円。普通だな!って感じです(笑)

まったく当たらないわけではなく、元が取れるくらい当選するわけでもない絶妙な額でした。

まだ23号と24号の分は当選結果が出ていないので厳密には1年分ではないですが、まあ大体1年送り続けるとこのくらい返ってくるよという感じです。(個人差あり)

出来れば1等か2等は1度当ててみたいですね~。自分は宝くじなどの賭博は一切やらないんですが、こういう懸賞は割と好きなんです。

たぶん大学生の時にイオン内のレストランで書いたアンケで買い物券3万円分が当たったのが脳にダメージを与えたのでしょう。

スペリオールを読め、お得だぞ

↑はスペリオールの「公表」されている発行部数です。あくまで「公表」なので絶対ではないですが、発行部数10万部は雑誌としてはかなり少ないほうだと思います。

天下のジャンプは公表280万部だったので、その差がいかに大きいかわかるでしょう。

なにが言いたいかというと、10万部しか刷られていない雑誌だからこそスペリオールのアンケは編集部に意見が通りやすいのです。しかもその数少ないアンケ回答者のうち200名には図書カードが配られる。

こんなにお得な雑誌は他にないです。まあ割と雑誌自体は潰れかけな感じもしますが、応援しがいのある雑誌だと個人的には思っています。

この記事を読んでスペリオールに興味が湧いた人は、クジでも引く気分で雑誌を買ってみてください。けっこう面白い作品が多いのでオススメ。

以上。本題終了。

以下、雑誌の感想

ここからはオマケ。

スペリオールに対する個人的な感想なので、興味ない人はブラバしてOKです。

連載途中の作品は中々入っていけねえ…

さて、↑は最新2020年1号の目次です。

1~24号+翌年1号と読み続けてきましたが、やっぱり連載途中の作品は全然入っていけないですね~。最初の頃に読めたのは、元々単行本で読んでた響とマンガワン(裏サンデー)で期間限定で読めたGigant、あとはアニメ化されたガンダムサンダーボルドくらいですかね。

ほかはアイアムアヒーローの花沢健吾と惡の華の押見修造が描いてた新作を雰囲気で流し読みするくらい。ほかの掲載順が後ろのほうの作品は全スルーしました。

最初はコスパの悪い買い物だなと思いましたが、1年も経つと連載が多少入れ替わっていくので読める作品も増えていきました。

いまは

<かなり期待>
・夏目アラタ(医龍の作画担当の人の作品)
・GIGANT(ガンツの人)
・エチカの時間
<今後に期待>
・永世乙女の戦い方
・バイ・スプリング
<連載途中から読み始めたので今度単行本読むかも>
・ガイシューイッショク!
・ガンダム サンダーボルト

と連載20作品中7作品くらいは追えるようになりました。こんな風に読める作品が増えていくと雑誌を読み続けるモチベが上がってきますね。あとアンケの感想も若干ヒートアップします(笑)

多すぎたグルメ漫画は減少傾向になってくれた

掲載順が後ろのほうの作品は全スルーしていたと言いましたが、スルーしていても気になる点はありました。

それはグルメ漫画の多さです。

ざっと上げると

・シロガネ(新人)
・太らせたい(新人)
・味いちもんめ(古参)
・銀平(古参)

と一時期はスペリオールには4作品ものグルメ漫画が同時掲載されていたのです。これはあまりに多すぎると思いましたね。グルメ漫画は雑誌に何作品載せるのが適正かは知りませんが、個人的に20作品中4作品がグルメものになるのは微妙でした。

いまは

・味いちもんめ(古参)
・銀平(古参)

と2作品に減り雑誌のバランスは取れたと思います。ただ古参2人が残留して新人2人の作品が終わったのは若干新人作家が可哀そうな気もしました。味いちもんめと銀平ってそんなにアンケの反応が良いんですかね?もしアンケがそんな良くないなら、いわゆる聖域orレジェンド枠的な扱いなのだろうか。

いつの間にか電子書籍版限定連載枠が出来ていた

この記事を書いていて気付いたのですが、いつの間にか電子書籍限定連載枠が出来てたんですね。

実はレジェンド作品として再掲載が始まった「あずみ」について、ページ数を割いてまで再掲載って必要なのか?と書こうと思っていたのですが、電子書籍版限定の再掲載ならまあいいかって思いました。紙で掲載するならその枠新人に使ったほうがいいのではと思うのですが、電子書籍限定ならそういうのもありでしょう。

あと「BABEL」は通常の連載からひっそりと電子書籍版限定連載になってたんですね……。

これは本当は打ち切りだけど、作家の希望を聞いて電子書籍版での連載継続という判断なんですかね。人気のない漫画が紙媒体での流通を打ち切って電子書籍のみでの販売になるみたいな。

八犬伝という有名作品を下敷きにしているから「俺たちの戦いはこれからだ」的なエンドは出来ないという作家or編集部のこだわりがあるのかもしれない。

最後に

1年間購読を続けるうちにスペリオールの発売翌日にアンケートを出すのが習慣と化しています。こういうルーティンが日常に1つあると楽しみの1つになるらしいので、今後もしばらくは続けていこうと思います。

次の新連載楽しみ。

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コメント

  1. 匿名 より:

    アンケの反応は悪いけど単行本が売れるタイプの連載なんかも電子版限定連載と相性よさそうですね