『海外ドラマ』ブレイキングバッドが想像以上に刺激的だった。1~3話感想

今週は映画感想5連発とか言ってましたけど、毎日映画を見るのはしんどかったw
なので週をまたいでマイペースで合間にほかの記事書きながら更新していきます。すみません。

さて、そして3発目の今回は映画ではなく海外ドラマ「ブレイキング・バッド(Breaking Bad)」です。

↓wikipediaより引用

さまざまな批評家の称賛を受けており、多くの賞を受賞している。プライムタイム・エミー賞では、主演のクランストンはベスト男優賞を4度連続獲得、ポールは助演男優賞を3度獲得し、そして 作品賞 (ドラマ部門)に5度ノミネートされ、2013年と2014年に受賞した。さらにクランストンはゴールデングローブ賞のベスト男優賞に4度、全米映画俳優組合賞のベスト男優賞に5度ノミネートされた。そのうち、第19回全米映画俳優組合賞、第20回全米映画俳優組合賞及び第71回ゴールデングローブ賞を受賞した。

どうやらアメリカで最も人気の出た海外ドラマと言えばコレ、ってくらい面白い作品らしい。

ブレイキングバッドがかなり人気なのは随分前から知っていたんですけど、レンタルしたいのに近所のGeoでシーズン1の1巻目だけが毎回借りられているっていう運の無さでこれまで見れていなかったんですよね。

というのも、そこのGeoってブレイキングバットシーズン1の1巻が1本しかないんです。
ほかのシーズンは2,3本あるのにどうして……と思いつつ、1年くらいGeoに行くたび棚を見に行ってました。

今回中身の残っている1巻を見つけたときは「やっとか!」という思いで速攻手に取りましたね。
では、そんな期待を持ちながら視聴したシーズン1 1~3話の感想です。

スポンサーリンク

あらすじ

田舎の化学教師ウォルターは、障害を抱えた息子と妊娠中の妻との3人暮らし。
家計事情はギリギリで、ウォルターは放課後に洗車バイトをし、妻はフリーマーケットで買ったツボをネットオークションで転売して家計を賄っていた。

貧しくも平穏な日々を送っていたウォルターだが、その生活は余命二年というガン宣告で一変する。
彼は家族にお金を残すために、薬の売人をやっている教え子と組んでメスと呼ばれる麻薬の密造に手を出すことを決める。家族のために善人から悪人へと変貌していく彼の運命は……。

主人公に感情移入できるストレートな作り

余命宣告を受ける前のウォルターは気弱ですが、教師として真面目に働いていますし家族サービスもしっかりやる良いお父さんをしています。

そんな善人な男が悪の道に手を染めていく流れは、現実離れはしていますがかなり共感できる作りになってます。

特に余命宣告された直後のウォルターがガソスタ店長にキレて店を出ていくところとかは、そりゃ死の宣告をされたらバイトなんて辞めたくなるよなって思えます。

で、バイトを辞めたけどお金は必要。どうすればいい……と切迫感が強くなってきたとこで、麻薬捜査官をやっている義理の兄弟から麻薬は儲かるという話を聞いてしまうという。

もう、その道に転がり込むしか無いよなってウォルターとシンクロできてしまうわけですね。

余命宣告を受けた男のキレた発想と知識

ウォルターはノーベル賞研究チームに協力した経験があるほどの化学のスペシャリストです。

もちろん生成される薬の質はとんでもないですし、土壇場での気付きや発想もすごい。

過去回想シーンで若いウォルターが映るところがあるんですけど、昔のウォルターは生き生きとしていてザ・頭の良い男って感じなんですよ。

だから老いて気弱なウォルターが、常人にはできなそうな発想をしても受け入れられるし、納得できる。

ブレイキングバッドはそういう点で、昨今のラノベ主人公みたいな無双する感じも持ち合わせています。

単純に内容の刺激が強い

薬とか夫婦の営みとか、日本のドラマに慣れている自分には単純に刺激が強い内容でしたw

ただ、死体処理のシーンとかそういうシーンはまだ普通って感じなんですよね。

どちらかというと、そういう明らかなグロシーンやエロよりも、義理の兄弟がウォルターの息子を社会見学に連れ出すシーンとかがパンチが効いていたように思います。

麻薬ジャンキーの巣窟に連れて行って、そこでジャンキーな女に声を掛けてウォルターの息子と話をさせるっていう会話だけのシーンなんですけど、これがかなり刺激的に思えるんですよね。

こういうシーンって、日本ドラマだと廃人になった麻薬患者をお見舞いする的なキレイなシーンで「薬はやめようね!」ってメッセージを届けて終わるので、青少年を薬から遠ざけるためにジャンキーの巣窟に出向くって発想はかなり新鮮でした。

殺人に至るまでの葛藤

1~3話の山場は、ウォルターが直接自分の手で人を殺してしまうシーンです。

そのシーンの前にウォルターは1人を毒殺しているのですが、そっちは正当防衛で必死だったため自分の意志で殺したという感じは小さかったように思います。

けれど、こっちの自分で手を下すほうは散々悩み抜いた挙げ句の殺人なので重いんですよね。

生かす理由、殺す理由をそれぞれノートに書くウォルターは苦しそうですし、殺す相手と酒を飲み交わすシーンは友情を感じつつも、このあとどうなるんだとドキドキさせられます。

そして、ウォルターは土壇場で相手が親密になったフリをして武器を隠し持っていることを悟り、ついに首を絞めて直接手を下しての殺しをしてしまいます。

それからウォルターがどうなっていくのか……3話はこの殺しちゃったところで終わっているので、気になって仕方がないw

良い切り方してますよね。続きはシーズン1の4話~最終話までを一気に借りてきて見ようと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする