『Cytus2』ver2.1感想 救出準備回。サロメは今後の展開を暗示している?

Cytus2のver2.1アップデートが来ました。

アップデート内容
– キャラクター”Ivy”新曲追加!
Black Market 楽曲拡張パック “Emotion Samples 01” 及”Emotion Samples 02″を追加!
– ストーリー追加!
メインストーリーに新たな動き

今回はXenon救出のための下準備回といった感じでしたね。この記事ではver2.1の感想と個人的に気になったポイントなどを考察していきます。

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記憶消去には勝てなかったXenon

前回の記事ではXenon側になにか策があるはず!みたいな予想をしていたのですが、普通にXenonは記憶を消されて茫然自失といった状態に。

こうなるとコリン先生やジョーその他の仲間に救出を頼るしか無さそうです。ただ、コリン先生は「不慮の事態が起こるかは彼次第」とXenon救出計画の障害にXenon自身がなってしまう可能性を示唆しています。

Xenon「俺が犯人なんだ……帰ってくれ……」
みたいな面倒なことを言い出すんですかね。言い出しそう。

IIkaたちは人類に復元された?

Ivyのログで、IIkaたちがNode8のビルから落ちて自殺したシーンが描かれました。

これは一度機能を停止することで「眠りし者」(感情を持たないアーキテクトたち)からの捜索を断ち切り、いずれ人類に自分たちを復元なり修理してもらうことを期待した作戦なんでしょうかね。

となると、IIkaはIvyよりも早く活動を再開して退役事件にも関わっていそうです。もしかしたらA.R.Cの研究員であるRinはIIkaたちアーキテクトの生き残りなのかもしれません。

サロメは今後のシナリオを暗示している?

今回コリン先生は戯曲・サロメの名前を出しました。これは今後のシナリオにサロメをなぞるような展開があることを暗示しているように思えてなりません。

サロメについて簡単にまとめると、サロメっていう姫様が囚われの預言者ヨカナーンに恋をします。でもフラれたので預言者ヨカナーンを王に頼んで生首にしてもらいキスをしました。するとその現場を王に目撃されて姫様自身も殺されてしまうというお話。

サロメがどんな話か詳しく知りたい人はwikiを読んでみましょう。

これはサロメ=Vanessa、預言者ヨカナーン=Xenonというように当てはめることができそうです。VanessaとXenonを逆にしてもいいんですけど、今回Vanessaが狂っているような描写をされていたってのと、単純に男女の性別的にサロメ=Vanessaが合っていると思います。

Xenonは社会的に死んで、先生のお供になる?

Xenonがヨカナーンだとすると、今後Xenonには生首にされるレベルの災難が降りかかるのかもしれません。作品的にキャラを殺すことはしないと思うので、社会的に死んだことになるのだと思います。

コリン先生はNode03と13への通行証、偽の身分が必要だと言っていましたし、Xenonは救出された後、コリン先生のお供としてNode03と13に行くことになるんじゃないかなーと。

ただこれだとVanessaの役割がないし、Vanessaが計画に何らかの干渉を行うというのもありそう。

Vanessa多重人格説

今回最も印象的だったのはVanessaの壊れっぷりでした。

この様子を見るにIIkaと人格がミックスされているんですかね?ミンナシンダってのはIIkaたちアーキテクトのことだと思います。人類に復元されたIIkaたちは人類に良いように扱われて、挙げ句にVanessaと統合されたのかもしれません。

それなら人類を憎む気持ちも理解できますし、黒幕はA.R.Cってことでシナリオとしてのオチもつきそう。

その他のキャラクターについて

NekoとAromaは相変わらずですね。Nekoは刷り込まれた記憶の影響で混乱していますが、とりあえずはAromaの進行を優先しそうです。Roboは記憶が戻ってこれからどうするかですが、本筋に絡むのはまだ先になりそう。

あとのキャラクターはコリン先生の計画に加担してどうなるかって感じでしたね。

最後に

Xenonが先生のお供になる展開は面白そうなのでぜひ期待したいです(笑)

ちなみに追加楽曲パックがセール中なので、新曲で遊びたい人は購入しましょう。(3月19日まで)

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コメント

  1. yk より:

    ストーリー記事いつも拝見してます。
    Ivyストーリーの謎解きである指令コードの下3桁がそれぞれの名前の頭文字をローマ数字にしたもの
    (「IV」y=004、「V」anessa=005、「IL」ka=049 Lはローマ数字で50、ちなみに頭4桁は会話ログの個体番号?と同じ)
    であることを考えると、「X」enon=10とも考えられ、Xenonは実はアーキテクトの生き残りってことはないですかね?
    幼少期からハッキングの造詣が深かったことや上記考察のサロメの項とも繋がってきそうだなーと。
    あくまで推察です。外れていたらごめんなさいm(_ _)m

    • genda-yousuke より:

      >>ykさん
      コメントありがとうございます。

      >「X」enon=10
      たしかに数字になりますし、Xenonの人間離れしたハッキング能力を考えるとX=10が何らかの伏線になっている線はありそうです。ただXenonという名前はペンネームなのでXenon自身がアーキテクトとは考えにくい気もします。

      可能性があるとすれば、Simon Jackson(Xenon)にハッキングの指導をした存在がいて、それがXを名前に持ったアーキテクトだったとかでしょうか?Xenonについては回想シーンが少ないので、今後XenonやXという名前の成り立ちについて話が出てきてくれると面白そうです。

  2. yk より:

    ご返答ありがとうございます。
    なるほど、Xenonのバックにアーキテクトが関わっているという流れもありますね…それは思いつきませんでした。
    Xenonだけ過去の描写が断片的で少ないのも伏線なのかなーとか疑ってしまいます。いずれにしても次の展開が楽しみです。
    今後の考察記事も楽しみにしております。ありがとうございました。