先日、mildomがゲーム配信者に時給500円を払うということで話題になりましたが、同じく中華配信サイトを母体に持つNimoTVが時給500円で配信者を募集し始めました。
このNimoTVは中国の大手配信サイトHuyaを母体とし、インドネシア・ベトナム・フィリピン・ブラジルに展開しているゲーム配信サイトです。
mildomとNimoTVは似たもの同士で、母体はそれぞれdouyuとHuyaですがどちらもテンセントの出資を受けています。(wikiによるとHuyaはNimoTV展開のためテンセントから4億6,000万ドルを受け取っている)
この記事ではNimoTVがどんなサイトなのかの紹介と個人的な考察を書いていきます。
↓mildomを知らない人はまずこちらの記事をどうぞ。
目次
とりあえずで真似しただけの時給500円
皆さん初めまして、こちらはゲーム実況好きな方がたくさん集まる場所、Nimo Tvです。私はNimoちゃん、ゲーム大好きな女子!時間があったら見に来てください!!Twitterフォローもよろしくお願いします。
質問・問い合わせ:japan@nimo.tv~ pic.twitter.com/V47Eh0cWjo
— Nimo TV 【公式】 (@NimoTVJP) October 21, 2019
↑公式ツイッターの初投稿がこちら。
初投稿は10月21日で、ちょうどmildomが話題になり始めた時期と重なります。nimoTVの配信者に課す条件はmildomとほぼ同じですし、1日あたりの報酬上限を時給4時間分に設定しているのもそのまんまです。NimoTVがmildomを意識しているのは間違いないでしょう。
ただし一部の条件は異なり、nimoTVで時給付きの配信をする場合は、ゲーム内のユーザー名に「Nimo TV」をつける必要があります。
報酬条件は似ているように見えて微妙にNimoTVのほうがハードルは高くなっていますね。配信サイト名を載せるのはゴースティングのリスクが上がりますし、キャラ名を弄るのは個人的に抵抗があります。
NimoTVはそもそも日本向けのサイトではない
こちらはNimoTVで行われているPUBG配信のリストです。
見ればわかるように視聴者を集めているのは全て海外の人の配信です。ここらへんがmildomとの最大の違いになっています。
以下個人的な考察になりますが、NimoTVは今回の日本向けキャンペーンに対して本腰は入れないと思います。douyu(mildom)がやってるからちょっと真似してみるかぁぐらいのスタンスなんじゃないですかね。
なので時給500円もいつ終わるかわからないし、時給制は半年続けば良いほうじゃないかなと。まあ応募するなら配信者として成功しようとは思わず、あくまでお小遣い稼ぎ目的でやるのがいいと思います。
自分も焼き肉が食いたいので応募だけしてみました。mildomの審査は早い者勝ちだったので、今回こそは先行者優位を勝ち取りたいと思います(笑)
追記:勝ち取れませんでした……。自分よりも早く応募した人達が続々落ちてるので素人配信枠は締切のようです。
最後に
NimoTVは宣伝文の日本語が怪しかったりで急造感がヤバいですね。でもmildomを見て即行動に移せるフットワークの軽さは純粋に凄いな~と思ったりします。