サバイバーで開幕からノーマルトーテムを破壊している人を見ることがあると思います。
ノーマルトーテムは壊すと大胆カテゴリで600ポイント獲得できるので、破壊している当人にとってはプラスです。しかしサバイバー側全員で見たらどうなのでしょうか?
今回はノーマルトーテム破壊の是非について、ノーワン(呪術:誰も死から逃れられない)対策の視点も含めて考察していこうと思います。
目次
ノーマルトーテムを破壊するメリット
・大胆カテゴリを600ポイント獲得できる。
・発電機を回すよりはキラーに発見されにくい。
・トーテムの全破壊に近づく。
ざっと破壊のメリットを挙げると上の3つがあります。
まず、大胆カテゴリを600ポイント獲得できるというのは想像以上に美味しいです。wiki(リンク)の得点表を見るとわかりやすいのですが、大胆カテゴリのポイントはチェイスでキラーを撒いても400ポイントしか獲得できなかったりとかなり貴重です。
次に、トーテム破壊は発電機を回すよりはキラーに発見されにくいというメリットがあります。
これはチェイスが苦手な人にとって重要なことですね。ほとんどのキラーは開幕直後は発電機を巡回するので、トーテム破壊をしていても気づかれることは稀です。(たまに見つかる)
最後にトーテムの全破壊に近づくというのはノーワン対策を意味します。1つでもトーテムを壊し漏らせばノーワンが発動してしまいますが、ノーワン持ちでトーテム全破壊に成功されたキラーの心情は察するに余りあります。
ただしノーワンが無かった場合はただのポイント稼ぎに終わってしまうので、相手キラーと判明済みのパーク構成からノーワンの有無を予想したほうがいいでしょう。
ノーマルトーテムを破壊するデメリット
・発電機の進行が遅れる。
デメリットはこれが全てですね(笑)
ノーマルトーテムの破壊はとにかく発電機の進行を遅らせてしまいます。ノーワンがあっても全トーテムを破壊しないと意味がないですし、中途半端に破壊すれば時間の浪費です。
まとめると…
ノーマルトーテム破壊のメリット・デメリットを挙げてみましたが、状況を開幕時に絞って言えばノーマルトーテムの破壊を優先するのはサバイバー全員の生存率を著しく下げる行為と言わざるを得ません。あくまでチェイスが苦手な人が仕方なしに破壊に向かうのがせいぜいでしょう。
ただし!相手のキラーが誰なのか判明してからは話が変わってきます。キラーの中にはノーワンを所持していることの多いキラーというのがいますし、そういう相手ならトーテム全破壊を目指すのも悪い選択とは言えないからです。
ノーワン所持率の高いキラーとは?
ノーワン所持率 | キラー分類 |
---|---|
高 | クラウン、トラッパー、ドクター、ナイトメア、ピッグ、レイス |
中 | シェイプ、スピリット、ハグ、ハントレス、ナース |
低 | カニバル、ヒルビリー、リージョン |
それぞれについて説明していきます。
所持率が高いキラーは全員徒歩勢です。彼ら徒歩勢にとってノーワンは移動速度上昇&一撃瀕死をくれる非常にマッチしたパークになっています。
所持率が中のキラーは人によってはノーワンを選ぶこともある微妙なラインです。シェイプとハントレスは固有能力的にノーワンは外すことが多いのですが、どちらも徒歩勢なので積む人は積みます。ブリンク持ちは《選択は君次第だ》が合うのでノーワンを選ばないことも多いです。
所持率が低いキラーは理由がわかりやすいと思います。チェーンソー兄弟は既に一撃瀕死の攻撃を持っていますし、リージョンは固有スキルとノーワンが喧嘩してしまいます。
ノーワン所持率の高い相手ならトーテム全破壊もアリ
ノーワン所持率の高いキラーが相手の場合は、VCの有無、吊り状況などで優先度は変わってきますがトーテム全破壊を目指すのも悪くありません。
特に徒歩勢相手のゲームは序盤を有利に進められることも多いですし、そういうときはポイント稼ぎ&逆転の芽を摘むトーテム全破壊はアリな戦術です。
ただ味方にノーマルトーテムの破壊を目撃されると救助されにくくなる可能性があるので注意が必要です(笑)
最後に
DbDは絶対的な勝ち負けのあるゲームではないので、ポイントを稼ぐための行動の是非は判断が難しいですね。
そこらへん自分は気分次第で開幕トーテム破壊とかもやっちゃうんであまり他人のことをとやかく言えないんですけど、皆さんはどうでしょうか?