『感想』ApexLegends 無料とは思えない超クオリティのバトロワゲー

ゲーム発表と同時にサービスが開始したことで話題になっているApexLegendsを遊んでみたのですが、クオリティが無料ゲー史上最強クラスと言っていいレベルで高かったので感想を書いていきます。

BO4+OW+Fortniteを研究し尽くし生まれたゲーム

PUBGの登場以降いろいろな派生バトロワが生まれてきましたが、本作はそれらを深く研究したのだろうなと思わされる完成度になっています。

まず、ゲーム内グラフィックはBO4に似ていて、アイテムを拾う感触や走っている最中の画面の揺れがかなりそれっぽいです。

操作するキャラクターたちのコミカルさや、ガチャでスキンを揃えていく流れはまんまオーバーウォッチです。

あらゆるストレスを消し去ったカジュアルさ

いろいろなゲームの良い点を持ってきた上で、それらの欠点を綺麗さっぱり消し去っているのがApexの凄いところですね。

インベントリは上の画像のようにスッキリとしていて非常に見やすい。

試合時間は平均8分~13分ほどでサクサク進むし、優勝するにしても20分ほどで済みます。

また、途中で死んでしまったら観戦しかできないってことはなく、味方が自分のドッグタグ？を回収してくれれば蘇生ポイントで復活することができます。

ほんと他ゲーの良い点をとことん吸収しているので、とにかく遊びやすい。遊んでみると「このゲーム親切だな～」と自然と思わされますよ。

それにチュートリアルもわかりやすいから、バトロワ初心者にも勧めやすいです。

独自要素はキャラクタースキルと3人制

真似ばかりだと単なるパクリゲーで終わってしまいますが、Apexにはキャラクタースキルという独自要素があります。

スキルはキャラごとにパッシブ・戦術アビリティ・アルティメットの3つが備えられていて、パッシブは常時発動系、戦術アビリティはキャラにもよりますがクールダウン30秒の発動スキル、アルティメットは非常に長いクールダウンの必殺ワザといったように特徴づけられています。

また、Apexは昨今のバトロワゲーにしては珍しい3人チーム制を採用していて、3人はそれぞれ別々のキャラを選ぶことになります。この3人がどのキャラを選ぶかによってチームで出来ることが変わる点も面白い。

初動の降下ではチームの1人がリーダーとなって降下を主導するのですが、これも上手いこと考えたなーと思いました。

参加人数は60人。マップの広さはコンパクト

PUBG以来、バトロワは100人対戦が基本でしたが、Apexはそこを20チーム60人に絞っています。

この60人対戦には利点が色々あって、まずトップが取りやすいのでモチベーションが維持しやすいです。60人程度なら人もすぐ集まるのでマッチングの回転も早いです。

マップはやや狭いのですが、ホットゾーンと呼ばれるレアアイテムスがスポーンするエリアが試合ごとに発生するので人気の降下地点が固まりにくくなっています。

本作はタイタンフォールシリーズのスピンオフ

ちなみに本作はタイタンフォールシリーズのスピンオフなため、世界観はタイタンフォールと繋がっています。まあ中身はタイタンフォールシリーズとは完全に別物のバトロワゲーなのですが……。

シリーズのファンはタイタンフォール3を熱望していたようで、本作の発表によってタイタンフォールファンの中にはガッカリした層もいるとかなんとか。

最後に

高グラフィック、遊びやすいゲーム性、課金不要と流行る要素しかありません。

ここまでブレイクしそうなゲームも今時珍しいんじゃないかなと思いますね。これで流行らなかったらビビるレベルです。

自分としては流行るのは確定として、あとはFortniteとどこまで良い勝負できるのかが気になるところですね。ホント凄いゲームが出てきたもんだ……。