『映画』IT/イット “それ”が見えたら、終わり感想。思春期少年ものな映画だった。

映画感想4発目は「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」です。

この映画はどうやらリメイクものらしく、リメイク元はアメリカのテレビシリーズにもなったことがあるとか。

原作はスティーブン・キングという有名な作家さんが書いたもので、グリーンマイルとかショーシャンクの空にの原作もこの人らしいですね。

映画は少年時代編と大人時代編で2つ作られるみたいで、今回のは少年編。
大人時代編は2019年9月6日に公開予定だそうです。

ホラー映画は個人的にそこまで好きなほうではないのですが、DVDのパッケージが良い感じだったのと、単にGeoの棚でランキング上位にあったので借りてきてしまいました(笑)

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あらすじ

デリーという街で少年少女を狙った不可解な連続失踪事件が起こる。
主人公のビルは弟が失踪事件の被害に遭ったため、弟を見つけ出そうと友達に協力してもらって下水道や荒れ地を捜索していた。

主人公らのグループは周囲から負け組と呼ばれる「ルーザーズクラブ」なのだが、結束は固い。
そこに転校生やいじめを受けている少女が入り、彼らのメンバーが相次いで不可解な現象に遭遇することで彼らの街「デリー」に根を張る「It」の存在が明らかになっていく……。

怖いというよりも懐かしい雰囲気

物語冒頭は主人公の弟がピエロに誘い込まれて喰われるという恐怖シーンなのですが、ここは正直あまり怖くないです。

むしろ下水道の溝から少年を誘いこむピエロが面白いくらいで、撮影どうやったんだろう……とか想像する余裕もありましたね。

というか、この映画のホラーシーンは全体的にあまり怖いとは思えませんでした。おそらくこの作品の良いところは、映画全体的に漂う懐かしい少年時代の雰囲気なんだと思います。

少年たちが自転車であちこちに行くのも子供の頃を思い出して懐かしいなーってなりますし、いじめっ子や大人たちの反応もアメリカ風ではあるのですが、自分の少年時代に近いものを感じました。

「It」って結局なんぞや?

映画を最後まで見てもItの正体はわかりません。

把握できることは、Itは昔から存在する悪さをする悪霊か何かってことぐらい。
弱点や倒し方も恐怖を克服することなのかなぁってくらいで、まあなんというかアバウトなんですよね(笑)

細かい話は大人時代編で明らかにされてくれるといいんですけど、少なくとも少年時代編はなんでもアリのホラーで、怖さを感じるには微妙でした。あくまで少年時代編はスタンドバイミー的な物語を楽しむ物語でしかないのかもしれません。

DbDのキラーにペニーワイズが追加される可能性

wikiを見るに、本編に出てくるピエロはペニーワイズと言うらしいです。
作品中で頻繁に出てくる存在で、インパクトはそれなり。

思うに、このピエロDead by Daylightにちょうどいい感じのキャラクターなのでは?と感じました。

ゲームで疲れたから息抜きって意味わからないかもしれない。

↑Dead by Daylightについてはこちらの記事で以前紹介しましたね。

ペニーワイズの恐怖を糧にする点はゲームの設定として盛り込みやすそうですし、来年公開予定の映画も控えていて話題性は十分。

ペニーワイズが次のDLCで参戦してくれると個人的には嬉しいですね。

最後に

ホラー映画としては微妙でしたが、青春映画としてはそれなりに楽しめたかなという作品でした。

大人時代編も公開されるらしいので、実際に映画館に足を運ぶかどうかはともかくとして、一応チェックしておこうかなと思いました。

DbD参戦、期待してます。

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